当ページには広告[PR]が含まれています。
高級珍味として人気の干し貝柱。
スープやチャーハン、炊き込みご飯...といった料理との相性は抜群で、乾燥ホタテならではの“濃厚な旨味”を堪能できます。
気になる点はただひとつ。
高級食材だけに、価格が高めなんです。
そこで今回は、
高品質でもコスパが良い国産干し貝柱をピックアップ。
お得に選ぶためのコツ等も紹介していますので、
干し貝柱を買うのが初めて・選び方がイマイチ分からないといった方々はぜひ参考にしてみてください。
<このページの目次>
失敗しない“ほたて干し貝柱”の選び方!通販で購入する際に気をつけたいポイント
購入するなら国産(北海道産・青森産)がオススメ!各干し貝柱の規格を知ろう
まず、干し貝柱を選ぶ際には、
品質がある程度保証されている“国産”であることが最低条件。
通販で販売されている干し貝柱の多くは国産ですが、中には海外産(特に中国産)もございます。
価格は国産と比較すると安いですが、
製造過程で水分が抜ききれてなかったり(カビ等の原因になります)、塩味が強かったり、サイズ自体が小さすぎたり等々、
品質にバラつきがあり、それほど美味しくもありません。
販売されている国産の干し貝柱は、
基本的には北海道産か青森県産の2種類で、どちらも品質的には問題なく、価格的にもそれほど差はございません。
ただ、
ちょっとだけ気をつけたいのが、青森県産干し貝柱の規格。
北海道産干し貝柱の場合、
北海道漁連が統一した規格を決めており、これらの規格を元に商品を紹介している販売店が一般的。
われわれ購入者側にすれば、規格が統一されているおかげで、商品が選びやすいというメリットがあります。
一方、
青森県産干し貝柱には、ハッキリとした統一規格がなく各販売店で独自の基準を設けている場合が多いです。
基本的には、
北海道産干し貝柱の基準に合わせて商品紹介を行っているようですが、中にはサイズ感が分かりにくお店もあり、
実際に商品を買っちゃったあとに、
同じ値段・内容量でより大きめサイズの北海道産干し貝柱が売ってたなんてこともあります。
干し貝柱のサイズは非常に大切で、サイズが大きいほど価格が上がりますが、その分甘み・旨味もよく感じられます。
一方、小さくなるにつれ、旨味とともに価格も下がり、塩気が増していきます。
大まかではありますが、それぞれの規格表記を比較してみると、
北海道産・青森産規格対応表
超特大 | 特大 | 大粒 | 中粒 | やや小粒 | 小粒 | |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道産 | L |
M |
S |
SA |
SAS |
4S |
青森県産 | L |
M |
S |
2S |
3S |
4S |
100gあたり個数目安 | 10~12 |
12~16 |
16~24 |
24~34 |
34~40 |
40~50 |
青森県産の規格表記に関しては、あくまでも目安として捉えて下さい。
上表のように表記される以外にも、
ただ、“特大・大粒・中粒・小粒”と表記されることもありますし、Sと表記してあっても、実際のサイズはこちらでいう2Sサイズだったりすることもあります。
青森県産は、
明確な統一規格がないため、どうしてもお店によってサイズや価格にバラつきがやすいので、
お買い物の際には、サイズの他に個数等も参考にするのをオススメします。
もし、
具体的なサイズや個数などが分からない曖昧な商品ページ(販売店)でしたら、そこでのお買い物は止めましょう。
別のお店をチェックしてみるか、
または商品を選びやすい北海道産を購入するほうが無難です。
北海道産干し貝柱には、サイズの他にも、見た目や旨みを格付けする等級(1~4等まで)もあります。
海外(特に中国)にも広く輸出されており、国内通販のシェアでは全体の80%ぐらいが北海道産。
相場的にはほんの少し青森県産のほうが割安ではあるものの、『明確な規格基準・確かな品質保証』の面から、北海道産干し貝柱のほうが人気です。
もし、どこ産を買っていいか分からなかったり、ハズレなしの商品が欲しい場合などは、北海道産を選べばまず失敗しません。
ちょっと待って!こんな場合はお買い物はよしたほうが無難
1.規格が分からない・規格外の訳あり品
前項でもお話ししたように、
サイズ感等、規格が明確ではない干し貝柱のお買い物は失敗のもと。
中には、
帆立の干物は高級品という消費者イメージを利用して、それほど質が良くない商品を高値で販売しているお店も。
商品ページで、いくら“大粒です”と強調されていても、
どこの規格(北海道産それとも青森県産?)を基準にしての大粒なのかを、ある程度確認できないような干し貝柱はちょっと危険。
北海道産干し貝柱のほとんどは、北海道漁連が設定した規格を元に商品を販売していますが、中にはその規格が不明瞭のものもあります。
お店側で単純に規格を表示していないのか、それとも漁連を通さずに販売している(←違法ではありません)のかは分かりません。
もちろん、品質的には、北海道産なので問題はないと思いますが、
こうした場合も念のためお買い物を避け、よりサイズ感等が分かりやすい商品を選んだほうが無難です。
また、
干し貝柱にも“ひび割れした訳あり品・型落ち品”があり、価格も正規品より安いです。
特に、製造工程で余った規格外の干し貝柱はかなり格安。
ただし、
こうした規格外商品は、かなり小粒もしくはそれ以下のサイズを掻き集めただけのものが多く、
味的にはホタテの旨味は感じにくい特徴があります。
どちらかというと、
“食べるというより、ダシ取り用向き”と言えます。
そのため、
帆立の旨味も感じたいというのであれば、“規格内でのワケアリ”がオススメです。
規格外品よりは安くはありませんが、
品質が保証されているので料理への具・おつまみ等としても十分イケます。
2.調味料などで味付けされている干し貝柱
干し貝柱は、
殻から剥いた貝柱をサイズ分け→一定の塩分濃度で煮る→じっくりと乾燥・あん蒸を繰り返す
といった工程で作られます。
そのため、原料は貝柱と塩のみ。
その一方で、
製造過程でアミノ酸等の調味料を配合し乾燥させたものも販売されています。
もちろん美味しいですが、それはあくまでも味付けのおかげであって、本来の旨味ではありません。
全てとは言い切れませんが、
この手の商品は、“粗悪な貝柱の使用や製造過程での手抜き”を隠すために調味料でごまかしている場合がございますので、
商品ページで、製造過程や原材料名のチェックを忘れず行うようにしましょう。
本来、
品質が良く製造方法もしっかりしていれば、無添加でも十分美味しい干し貝柱が出来上がります。
コスパが良くなるお買い物の基準!サイズは『中粒かワンサイズ下』・内容量は『200g~300g』
干し貝柱を具材として使う際の目安は、
チャーハン・炊き込みご飯 | 1人前:約10g | 2人前:約15~20g |
---|---|---|
スープ | 1人前:約7g | 2人前:約10~20g |
野菜炒めなど | 1人前:約10g | 2人前:約20g |
使用量は乾燥した状態でのグラム数を表記しています。
こんな少なくてもいいの?と感じる方も多いですが、
干し貝柱は、
水で戻すと乾燥していた状態の約2.5倍ぐらいの体積になるので、具材として十分楽しめます。
販売されている内容量として多いのが、100g・200g・300g・500g・1kgですが、
コスパ的におすすめなのが、200gか300g。
かなりの人数分の料理に使える量でありながら、価格的にもリーズナブルな商品が揃っています。
もちろん、より多い内容量を買えば買うほど、コスパ的には良くなります。
ただ、量が多すぎて使いきれなかったり(賞味期限は平均1年と長いですが、どうしてもその過程で劣化は生じてきます。)、風味がイマイチ合わなったりすることもあります。
そうしたことを考慮すると、やはり最初は300gぐらいから様子を見たほうが、お買い物リスクを軽減できます。
ちなみに、お値段は内容量が少なくなればなるほど安くなりますが、全体的なコスパから見るとそれほど良くありません。
もちろん、100gといった少なめサイズは、お試し用としてならオススメだと思います。
サイズはというと、
中粒かワンサイズ下のやや小粒がコスパ的に一番GOOD。
もちろん大粒のほうが美味しいですが、それとともにお財布へのダメージも大きくなっていきます。
その点中粒はというと、
“お手頃な価格でありながら、ホタテの旨味も感じられる程よい大きさ”なので手が出しやすく、
通販では“売れ筋”として一番人気があります。
やや小粒サイズも、中粒に次いで人気がありますが、
このぐらいのサイズから、甘み・旨味よりも塩気を感じやすくなってきます。
好みの問題にもなりますが、
人によっては、塩気がちょっと邪魔に感じたり、味に物足りなさを感じる方もおられますので、
もし心配なのであれば、中粒を選んだほうがいいと思います。
商品ページでは、
北海道産は、SA(中粒)かSAS(やや小粒)。青森県産は、2S(中粒)か3S(やや小粒)
とサイズ表記されていることが多いです。
ただ、前々項でも説明したように、
青森県産は統一された規格がないため、お店によってサイズ表記がマチマチなことがあるので気をつけてください。
価格は、北海道産・青森県産に関わらず、
中粒サイズ300g:5.000円前後、やや小粒サイズ300g:4.000円前後
がお得に買うための価格ライン。
平均相場よりはかなり安い価格帯ですので、
このラインを目安に干し貝柱を選べば、まずお買い物で失敗することはありません。
北海道産・青森県産との間には、それほど大きな違いがあるわけではありませんが、あくまで傾向として、
北海道産のほうが味が濃く歯ごたえがあり、青森県産は、ややアッサリした風味で柔らかい食感が特徴とされています。
また、北海道産の中でも、オホーツク海側で獲れたホタテを使用した「猿払村産等の干し貝柱」は、他の北海道産のものと比べ、旨味がより凝縮しており、価格も高めで販売されています。
<番外編> 初めての干し貝柱 干し貝柱の戻し方と保存方法
干し貝柱を戻す方法はとっても簡単で、使う量だけをタッパ等に入れ、水で戻すだけ。
ちょっとだけ気をつけたいのは、水の量。
干し貝柱は、戻すと2倍から3倍に膨れ上がります。
その際水に浸かってない部分があると、そこだけ硬くなってしまうので、
戻したい干し貝柱の高さの2倍ぐらいを目安にし、完全に水に浸るようにしましょう。
戻し時間は、約1日/24時間。
もちろん、
2日~3日ぐらいなら、そのまま冷蔵庫に入れて置いても問題ありません。
その分、より凝縮したダシを取ることができますよ。
もし戻し汁が余ってしまった場合でも、捨てずに冷凍して次回の料理に使用しましょう。
なんといっても、
このダシが干し貝柱の醍醐味でもありますから♪
また、
お急ぎなら時短での戻し方もあります。
ぬるま湯に10分程度浸しておいて、そのまま電子レンジでチン。(設定は500Wで約3分ぐらい)。
その後、熱を冷まし冷蔵庫で数時間放置しておけば完成。
ただ、じっくりと時間をかけて戻したほうが、旨みはよく抽出できますので、
どちらかというと“冷蔵庫1日放置”の戻し方がベターです。
<まとめ> 国産乾燥ホタテ貝柱を選ぶ際のポイント
- 北海道産と青森産で迷ったら、北海道産干し貝柱がおすすめ
- 調味料等で味付けされた干し貝柱はNG!原材料は『貝柱・塩』だけの干し貝柱を選ぼう
- 一番コスパが良い干し貝柱は “サイズ=中粒かワンサイズ下”・“内容量=200g~300g”
- お得に買える価格帯目安は “中粒サイズ300g:5.000円前後”・“やや小粒サイズ300g:4.000円前後”
種類別ホタテ通販ランキング:国産乾燥ホタテ貝柱を購入できる人気販売店
ことぶき(寿物産)
人気の秘密は,
サイズも内容量も一番お手頃な干し貝柱“中粒/300g”を5.000円以内で買える人気店。
|
小樽産直倶楽部
人気の秘密は,
北海道産のやや小粒サイズ(SAS)を中心に販売しており、価格的には4.000円/300g前後とかなりお得に購入することができます。
|
東成なまこや(東成商事)
人気の秘密は,
北海道産と青森県産の干し貝柱を販売しており、とにかく種類が豊富!
|
越前かに職人 甲羅組
人気の秘密は,
いくつかホタテ商品を販売していますが、干し貝柱は1種類「北海道産の1級品4Sサイズ(小粒)」。
|
海乃蔵 はせがわ
人気の秘密は,
こちらも、やや小粒(SASサイズ)の北海道産干し貝柱を中心に販売しています。
|